氾濫する漢方ことば
人は生まれてから成長期を過ぎると老いに向かう。
その途中に病に恐れ、逃げまどう。それに向けてテレビに健康食品がこれでもかと宣伝される。
これですべて安心と言わないばかりに。。
未病(みびょう)という用語は、『黄帝内経』で初めて使用された。
「聖人は既病を治すのではなく、未病を治す」
五行の思想は自然界は木(もく)、火(か)、土(ど)、
金(ごん)、水(すい)の5つの要素で成り立っているという。
五行の行という字は、巡るとか循環するという意味があります。
5つの要素が循環することによって万物が生成され自然界が
構成されていると考えられていたわけです。
人は自然の中に生かされどう自然に寄り添うべきか。
健康で老いることのヒントがここにあるのかも