ラベンダー

田植えの時も過ぎた。
夏至を越え、時は小暑に。

67年前、我が母は田植えの疲れか 早産で私を出産した。
母乳も出が悪く、産婆はあきらめて帰ったが、両親はあきらめきれず地元の医師を頼んだとか?
粉ミルクが高かったと話していた。

何代も続いた米作りはついに幕を閉じ
米蔵だけが残され、時の流れ移りゆくのを感じる。
百姓屋に生まれ、百姓生活と共に育った月日が頭の中を巡る寂しさはどうしようもない。

感情の留まりを「ラベンダーの香り」が癒してくれる時である。

「紫陽花」「半夏生」「山椒」

今年は6月21日が「夏至」。 紫陽花の季節が来た。花言葉は「辛抱強い愛情」「一家団欒」「家族の結びつき」。

梅雨、田植えとうっとうしい雨の日が続く頃なので「夏」の感あらず。 夏至から数えて24日の半分、11日目を「半夏生」という。 薬性は温、五味は辛。半夏厚朴湯、小青龍湯などに汎用される漢方生薬「半夏」が生える。

庭には山椒が青い実をつけている。 「花椒」は蜀椒とも言われているが日本の山椒とは少し香りが違が、健胃薬や鎮痛剤として用いる。 実山椒は保存の香辛料として我が家の大切な食材である。


6月は水無月だが五月晴れ(旧暦5月)には意外と多くの生き物は活発に、また植物は繁茂してくる。 命の水、あふれる時である。