雲の上と下

「空港は格差社会の縮図ですよ。」と彼が言う。
開港から早くも一年。アジアを中心に世界中の人で賑わう羽田国際空港。
そのなかに垣間みられる、待合室や飛行機の中の待遇格差。
周知していても現実を目前にすると・・・・。

30年振りの台湾台北は、今、中国本土の観光客で賑わい様変わり。
「ここはどこか?」見間違うほど本土中国人が多い。

大きな本社ビルを持つ台北の漢方製造会社勝昌製薬は、日本ではなく、アメリカ、中国、東南アジアに向いている。
昔訪れた30年前の台湾はここにはなかった。

しかし、通りを一歩入れば戦後の日本の姿かと思う格差がある。
そして
509.2m、地上101階の台北国際交流センター(台北101ビル)は、雨上がりの流れる雲間にそびえ立つ。
ここにも雲の上と下の世界がある。

また、自分の心が決める世界もある。
司馬遼太郎著「坂の上の雲」はこれも教えているのでは・・・。