蟷螂生の時

六月の初めはバラ、紫陽花が咲き乱れ始めます。世の中の喧騒もどこ吹く風。我が家の庭も華やかになり、家内は息つく間もなく庭に庭にと出ています。忙しさの中に歓び感があふれています。今時期は蟷螂生(カマキリショウズ)ともいわれます。カマキリはどんな相手にもひるまず立ち向かう精気をもっているとか。コロナウイルス蔓延の時に少しあやかるのもいいのでは。自粛、ソーシャルディスタンス、ステイホームなどの言葉が次々生まれドンドン内向きの気持ちになっている昨今です。

漢方の世界ではこのような日々はますます陽気を失うと言われます。

先日は、お陰様でたくさんのソラマメ(空豆)の収穫がありました。天に向かい勢いよく育つ姿は体に力を注いでくれる気がしたので友人知人にお裾分けいたしました。

コロナウイルスは何を・・・

朝の山の木立の賑やかさは、小鳥たちの独壇場である。散歩もスロージョギングも静かにしていると一層鳴き声が聞こえて自然の中にいることを実感する。Covit-19と名付けられた新型コロナウイルスも自然の中の一生命体であるが人間に危害を加えるので悪しき者となった。毎日怯え、恐れるばかりではこれから先の教示とはならない。

日頃から健康診断を受けることは有意義性ある。けれどもそれだけではなく自然の中で生きるにはより積極的に自分の体を見つめ自然治癒力upをすべき時かと。特に免疫の8割近くを担う腸管免疫は運動、食事、精神性とともに日々考え、行動すべきと・・・・。

腸管環境が、免疫調節・抗炎症・腸管バリアなどの様々な作用と関連していることを考えて生きよう。蛇足ながら漢方の世界では肺、大腸は同じ仲間である。

韮花

厄災を雛に託して・・

桃の節句も過ぎた。本来は中国の「上巳の節句」といい、自分に降りか厄災を流し雛にして流したのが、3月最初の「巳の日」だったらしいが・・。マスク、手洗い、また一部では熱に弱いので体を冷やす飲食を控えることも大切だとか。いかにしてウイルスという邪気が過ぎ去るのを待つのみである。

暖冬の新春に

早くも1月も半ば。

24節気の立春を迎えようとしているのに、まだこの冬の雪も見ない年は本当に珍しい。紀元前に書かれた医書「素問」は冬の3か月を「閉蔵の時」と。

つまり、あまりエネルギ-使わず貯めなさいと言っています。冬は五行説では腎に配当されています。腎は精を蔵しています。現代的にはホルモンであり、エネルギーでしょう。私たちの大切な大切なものが腎中あります。

暖冬はこの地方の産物である切干大根の乾燥にも影響しているようです。霜がなく北風が吹き抜けていくのに。我が家の日本蜜蜂たちも早や活動をはじめたようです。

春の花、食

春満開!! 春の嵐は桜の花びらを美しく辺りに漂わせる。
木の芽が一斉に伸びると同時に人の気も登り良くも悪くも心を乱す。
アレルギーのある方はツライ季節となる

相談の中にバセドウ氏病、橋本病などの病名がチラホラと耳にする事が増えている。
西洋医学的治療も困難を極めているのか?
これらの症状に東洋医学という物差しも当ててみてはどうだろうか?
少しでも緩和すると生活が明るくなり、春も心底から感じるのではないだろか?

私の野菜畑と家内の花壇。いずれも大地と天が育ててくれる。その中に私達は生かされる。
健康な毎日は、良い食事と穏やかな心ですこやかに送れるのだが・・・・
なかなか難しい。

せめて春の山野草を食してみよう

逃げる2月

真備町の水害から8ヶ月。
何となくブログ更新もせず、なんだか気力湧かず時が過ぎてしまった。
ボーっとして本の世界に逃げ込んだ感じ。

治療費5千万円とかいう抗がん剤が出てきた。
特定の癌に80%の治癒力があるという。
二人に一人が癌になる時代。
何とか生きたい思いはみんな同じだが、病人を減らす対策はなかなか注目話題とならない。
医療過誤が起きる数は年々増えているが、大変な数の患者を診る医療現場の対応はままならない。

ピンピンコロリの世界を真剣に考える時が来たといつも思い、、
漢方の世界は何か少しでも役に立てる世界があるのではないか。
癌細胞に対峙することは不可能でも、病気に罹りにくいか体を作り、症状を緩和し、気持ちの良い毎日が送れる一助になると思います。
正し、日々の生活を振り返って養生を今一度考えるという条件が伴います。

漢方は自然です。自然の恵みです。この世界に存在する物であり、力です。

病んでしまうと「早く治りたい」と誰もが思います。
けれども多くは感染したものではありません。

毎年、学校薬剤師として小学校5、6年生に話す機会を与えてくださるのですが、 この様な事をどう分かり易く話すことができるか?難しいです。
彼らが病気をせずに元気で成長してほしいと願うばかりです。

NHK番組ではないが「ボーっと生きてんじゃあ・・・」と言われないよう。
「去る3月」を過ごしたいですが・・・・如何になりますやら!

植物の姿

9月の始まりは台風の日々であった。
暑さも少し落ち着くので秋の野菜畑は忙しい。
土を肥やし、種を蒔く。
大根、水菜、蕪、白菜などなど。
不思議なことに私の顔色とは逆に色白が多い。

大根の種の重さ1粒10mgは成長して1kgになる。
それも数か月で。
人は多くの月日をかけて多くの命をもらいながら育つ。
成長のエネルギーを自ら作る植物の底知れぬ力。

五感を研ぎ澄ませて生きる時、新たな驚きに出会う。