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ラベンダー

田植えの時も過ぎた。 夏至を越え、時は小暑に。 67年前、我が母は田植えの疲れか 早産で私を出産した。 母乳も出が悪く、産婆はあきらめて帰ったが、両親はあきらめきれず地元の医師を頼んだとか? 粉ミルクが高かったと話していた。 ...
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「紫陽花」「半夏生」「山椒」

今年は6月21日が「夏至」。 紫陽花の季節が来た。花言葉は「辛抱強い愛情」「一家団欒」「家族の結びつき」。 梅雨、田植えとうっとうしい雨の日が続く頃なので「夏」の感あらず。 夏至から数えて24日の半分、11日目を「半夏生」という。 薬...
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虹始見

若葉の青が滴るがごとくの季節。春の天気が目まぐるしく変わり七十二候では 虹が見え始めると。 天の動きのように世の中も激しい。この中にいる人もついていくことは老若問わず大変である。 夏日だと思っていたら肌寒く、薪ストーブに火を入れることにな...
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桃の節句

春一番は殊の外激しく日本中をお祓いするかのように吹き荒れた。 榎の下に植えた福寿草が何ともかわいらしい。 まだ桃は蕾。桃は魔除けとか。3月3日は五節句の一つである桃の節句(雛祭り)。 上巳の節句とも言うらしいが古来より3月最初の「巳」の日だ...
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歳神様

年末に親戚と杵餅をついた。この年になるまで欠かした事のない年末行事。 物心ついた時、早朝より家の土間で石臼を3人の大人が囲み回し打ちをした様子を思い出す。 12月31日から1月1日への時の厚き壁は、新鮮さと神秘さえ感じたものだが・・・。 ...
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66歳の新たなスタート

紅葉も過ぎ、当り一面落ち葉だらけ。 寒空に舞う枯葉もまたきれいで見つめてしまう。 山の頂上にある一軒家に「新しき薬局」を開いて1ヵ月が過ぎた。 北風にも負けまいと自分の最期のステージを作った。 「誰がそんな山の上に行くのか?」こんな...
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やまのうえ薬局

44年間 真備町箭田にて薬局を営んできましたが、この度真備町上二万の205m反古(ほうぐ)山の山頂に移転開局しました。 北と西はコナラをはじめ大きな広葉樹囲まれ、東は岡山、倉敷の市街を望み、南は高梁川が瀬戸内海に注ぎこんでいます。四国さえ見...
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新年の装い

年々、正月というものの意識が薄くなるのは齢のためか? 年末、新年の装いはどうなっていくのだろう。 「また齢をとる」「ありがたきことに今年も無事新年が迎えられる」と心の在りようも様々。 餅つき、年越しそば、おせち、門のお飾り、神棚のしめ...
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きのこ

世界の大都会東京、新宿の高層ビル、高級車の溢れる百貨店の駐車場、平日の昼前の行列レストラン。交差点を祭りの如く溢れる人並み。 日本は、格差が広がり、同じ国とは思えないような光景を目にする。1時間ほどで倉敷に帰る。   私の住んでいる里...
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韮の種

天候不順で野菜の高騰が続いている。 我が家は、ほとんど自前の野菜で生活しているので本当のおいしさ(少し自惚れ?)が 食卓を楽しくさせる。 「また、野菜か・・・」と若かりし頃は嘆いた。 野菜の真のおいしさに感激する齢となったのかもしれ...