「紫陽花」「半夏生」「山椒」

今年は6月21日が「夏至」。 紫陽花の季節が来た。花言葉は「辛抱強い愛情」「一家団欒」「家族の結びつき」。 梅雨、田植えとうっとうしい雨の日が続く頃なので「夏」の感あらず。 夏至から数えて24日の半分、11日目を「半夏生」という。 薬性は温、五味は辛。半夏厚朴湯、小青龍湯などに汎用される漢方生薬「半夏」が生える。 庭には山椒が青い実をつけている。 「花椒」は蜀椒とも言われているが日本の山椒とは少し香りが違が、健胃薬や鎮痛剤として用いる。 実山椒は保存の香辛料として我が家の大切な食材である。 6月は水無月だが五月晴れ(旧暦5月)には意外と多くの生き物は活発に、また植物は繁茂してくる。 命の水、あふれる時である。