耐えて!寒さにも。コロナにも。

暖かな冬とはいえ じわりじわりと寒さが厳しく近寄る。そして、町の賑やかな所からコロナ包囲網は確実に地方に田舎に広がっている。なすすべもなく政府も個人の自助に頼る有様。

1964年8月、今から半世紀前に描かれたミステリー作家 小松左京 著「復活の日」を読んだ。戦争兵器として人間が凶器として生み出した変異ウイルスが世界を覆い、北極在住人以外全て死すというパンデミック小説は今、何かを教示しているよう思える。

人に感染する未知のウイルスは60万種とも80万種とも存在すると言われる。その中に人間が踏み込んでいく。地球の隅々に我が物顔で。

一体、自助とはなにか? 少しでも自分自身の体内にある防御システム強化しか、今できることないようである。積極的に自然に存在する力を日々少しずつ戴くように生きるしかないのではないだろうか。