ラベンダー

田植えの時も過ぎた。 夏至を越え、時は小暑に。 67年前、我が母は田植えの疲れか 早産で私を出産した。 母乳も出が悪く、産婆はあきらめて帰ったが、両親はあきらめきれず地元の医師を頼んだとか? 粉ミルクが高かったと話していた。 何代も続いた米作りはついに幕を閉じ 米蔵だけが残され、時の流れ移りゆくのを感じる。 百姓屋に生まれ、百姓生活と共に育った月日が頭の中を巡る寂しさはどうしようもない。 感情の留まりを「ラベンダーの香り」が癒してくれる時である。